バスの生態・シーズン
アフタースポーン
産卵を終えた直後の時期。体力回復のためエサを積極的に追う一方、個体差が大きい。
アフタースポーンとは、バスが産卵行動(スポーニング)を終えた直後の時期を指します。産卵によって体力を大きく消耗したバスが、その体力を回復させるために積極的にエサを捕食しようとする時期とされ、プリスポーンと並んで荒食いが期待される季節のひとつです。
ただし、アフタースポーン期は個体ごとの状態の差が大きいことでも知られています。産卵を終えたばかりで体力が著しく落ち、深場でじっとして回復に専念している個体もいれば、すでに体力を取り戻して積極的にエサを追い始めている個体も混在するため、「釣れる個体」と「釣れにくい個体」の差が大きく、攻略が難しい時期とも言われています。
この時期のバスは、産卵場所の周辺に留まっていることが多く、シャローエリアの奥まった場所や、ウィードが茂り始めたポイント、日当たりの良いフラットなどに散らばって回復を図っているとされています。エサとなる小魚の接岸に合わせて捕食を再開する個体も多く見られます。
釣り方としては、無理に大きく動かすルアーよりも、じっくり見せて口を使わせるワーム類や、ゆっくりとしたレンジで探れるルアーが好まれる傾向にあります。体力の回復途中にある個体に配慮しつつ、広く探って反応の良い個体を見つけていくアプローチが基本とされています。
アフタースポーンを過ぎると、バスは徐々に本格的な捕食モードへ移行し、初夏に向けてより広範囲を回遊しながらエサを追うようになっていきます。この移行期を的確に見極めることが、春から初夏にかけての釣果を左右する重要なポイントとされています。
この時期のバスは、体力の回復度合いによって行動範囲や捕食意欲に大きな差が出るとされ、産卵場所の近くでじっとしている個体もいれば、早々に沖のベイトフィッシュを追い始める個体もいます。1つの釣り方に固執せず、シャローからディープまで幅広く探ることが効果的とされています。
アフタースポーン期を過ぎたバスは徐々に通常の捕食パターンに戻っていくため、この時期の釣果を焦らず、回復途中の個体に配慮しながら気長に探ることが長期的な釣果につながるとされています。
アフタースポーン期のバスは体力の消耗が激しいため、取り込みやリリースの際にも、できるだけ魚体への負担を減らす丁寧な扱いが求められるとされています。
焦らずじっくりと個体を見極めながら釣りをすることが、この時期ならではの釣果につながる考え方として語られています。
関連用語
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