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リグ・仕掛け

ミドスト

細身のワームを中層で細かくシェイクしながら巻く、レンジキープに優れた釣り方。

ミドストは「ミドリグ・ストリーミング」を略した和製の釣り用語で、ジグヘッドに刺した細身のシャッドテール系ワームを、中層(ミドルレンジ)で一定のリズムでシェイクしながらゆっくり巻いてくる釣り方です。もともとはヨーロッパのトラウトフィッシングから派生した技術がバス釣りに応用されたとされています。

基本のやり方は、ジグヘッドにワームをセットしてキャストしたあと、着水後にすぐ巻き始めるのではなく、狙ったレンジまで沈めてから、ロッドを小刻みに震わせながら一定速度で巻いてくるというものです。ワームのテール(尾びれ)部分が水の抵抗を受けて震えることで、常に微振動しながら泳ぐ独特のアクションが生まれます。

この釣り方の最大のメリットは、狙ったレンジをキープしたまま長い距離をアピールし続けられる点にあります。ボトムを意識したリグとは異なり、中層を回遊しているバスや、ベイトフィッシュの群れを追っているバスに対して特に有効とされています。オープンウォーターでのサーチにも向いています。

コツは、シェイクのリズムと巻きスピードを一定に保つことです。シェイクが強すぎるとワームの動きが不自然になり、逆に弱すぎるとアピール力が落ちてしまうため、練習を重ねて自分なりのリズムを見つけることが上達の鍵になります。ロッドの角度やティップ(穂先)の柔らかさも、シェイクのしやすさに影響します。

スピニングタックルと細めのラインの組み合わせが定番で、遠投性と操作性のバランスが取れたセッティングが好まれます。ワームの太さや長さによってもアクションの質が変わるため、フィールドの状況に合わせてローテーションすることも多い釣り方です。

ロッドの角度やティップの柔らかさによってシェイクの質が変わるため、専用設計のミドストロッドを使うアングラーも少なくありません。ラインの太さも重要で、細すぎると感度は上がるものの強度に不安が出るため、フィールドや想定されるバスのサイズに応じたバランスの取れた太さを選ぶことが推奨されています。

ミドストは元々渓流トラウトの釣り方から派生した技術とされ、バス釣りに取り入れられてからは特にプレッシャーの高いフィールドで効果を発揮するとされています。繊細な釣りの代表格として、フィネスな釣りを深めたいアングラーに好まれています。

ミドストは巻き速度が速すぎるとワームの震えが弱まり、逆に遅すぎるとワームが沈みすぎてレンジがずれてしまうため、練習を重ねてちょうど良い速度感を体で覚えることが上達の近道とされています。

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